【ライン分析 初級編】※5時限目※
トレンドの3つの局面
こんにちは、野田です。
今回は前回のダウ理論の続きとして
『トレンドの局面』について説明します。
ダウ理論の原文(英語)では「three phases」でして
日本語では局面、段階、というイメージです。
ザックリと「トレンドには3つの局面があるよ、3段階あるよ」
みたいな解釈で大丈夫です。
下記にも動画内で説明していることの要約を記載しておきます。
まずは要約をご覧いただきどういう話が要点なのか
さっと目を通して頂いて、今回の動画講義とご覧下さい。
PASS:Dow Theory
※間に半角スペース有り
※補足資料PDFの閲覧には上記のPASSを入力する必要があります。
スペース部分もコピーして貼りつけて下さい。
1)『トレンドの3つの局面』
a)先行期
先行投資家が仕込んでくる時期
一般投資家はまだ悲観的
b)本格局面
ガチトレンド中
角度が急で動きが強くなる
c)最終局面
一般投資家が遅れて参加
トレンド継続中だが動きは軟化
2)『エントリーで狙うのは先行局面』
※このエントリーの仕方は次回以降で扱います
★注釈★
ちょっと話がややこしくなるかもしれませんが
ダウ理論と原文と私の解釈で違うことがあるので
注釈をいれておきますね。
ややこしく感じる場合は流し読みで結構です。
ダウさんは厳密に言いますと
「主要トレンドは3段階からなる」という風に説いています。
なので、メインの強いトレンドが発生していると
そのトレンド内で3段階に分かれる、という解釈が正確です。
自分はこれを「大きく見てトレンドと解釈できる部分」と
「小さく見てトレンドと解釈できる部分」のように考えてます。
トレンドの大小関わらず色々なプレイヤーが
複数の時間軸の感覚で相場を見ているので
各トレンドは細分化すると
大体3つの局面になっている時が多いと考えています。
上記のようにダウさんはメイントレンドに対して言っていまして
自分は少しダウ理論の本元とは違う解釈をしている部分はあります。
例えばトレンドの本格局面は一番強いトレンドなのですが
保ち合い(横ばいの動き)も含めて本格局面中である、と判断したりします。
この辺りは最初にする説明としてはややこしくなるかもしれませんので
また別の機会に解説したいと思います。
一旦上記は置いておいて、ダウさんはメイントレンドは3段階で形成されるよ
と説いているのを自分はどのトレンドに対してもその解釈をしようとしている
と違いを理解してくだされば結構です。
(これ自体が既にややこしいかもれませんが)